放射の家

放射熱を応用したゼロエネルギー住宅

一次消費エネルギーを低減しつつ、放射熱により住戸全体を均一な温度に保ち温度差のない快適な住空間を実現します。上佐鳥リサイクル工場敷地内に事務所兼実験棟を建築し、前橋工科大学と共同研究をしています。

• • 放射の家とは

    放射熱を利用して冷暖房を行う住宅です。空調機を使用しないため、不快な風や室内上下の温度差がない快適な住空間を実現します。

  • 放射冷暖房のしくみ

    主に放射パネルと床暖房で室内の気温、体感温度をコントロールします。熱放射は温度の高いものから低いものへ向かって行われます。この効果を利用し室内を均一に空調します。

    暖房時のイメージ

    

    床暖房で温められた床から発せられた放射熱は体や、壁、天井を温めます。直接体に風を感じないので不快感を感じることなく快適な温度を維持します。
    また住戸内温度が均一に保たれるため、ヒートショック予防にも効果があります。

    冷房時のイメージ

    

    放射パネルを冷やすことで、体からパネルに向かって熱放射が行われ、涼しさを感じます。さらに、壁や天井も熱放射により冷やされ、部屋全体が冷房されます。
    また、除湿設備を完備し湿度による不快感を感じることなく住戸内の温度をコントロールします。

  • その他の特色

    • 住戸の断熱性能はUA値0.5以下を基本性能値に設定しています。外気の影響を受けることなく住戸内は季節を問わず快適温度です。
    • 設備は厳選して高効率機器を採用します。消費エネルギー、創出エネルギー共に最適化を図ります。

  • ▼実験棟における成果報告など放射の家に関する資料はこちらからご覧いただけます

    実験棟における成果報告（PDF）
  

  

  

  放射の家の施工実例を見る